写真に限りなく近い高品質高画質!


700線数印刷を用いて印刷された写真はあたかもそこに存在するかのような存在感。

海の人編
終戦後
日本に残されたのは
ふるさとの山河
悠久の海
豊かな自然だった
海と共に生きる人々を描いた
続「昭和のこどもたち」海の人編です。
人形制作・文 石井美千子
写真撮影・山本邦彦
全68ページ/観音開きページ4作品
4色カラー刷・高精細700線印刷
定価:2,200円

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後付け
終戦後、外地からの復員兵や、中国からの引揚者が続々と帰還を果たし、婚姻出産ラッシュが起きた。
戦後ベビーブームである。生まれた赤ん坊の数は昭和22~25年で1000万人。
激動の昭和史に確かな存在感を示す団塊世代の誕生である。

戦後30数年で、インフラの建設と飢餓のない豊かな日本を実現し、人類の夢を達成したかのような、奇跡の復興を遂げた。
アメリカに次ぐGNP 第2位の経済大国となり、さらに世界初の長寿大国を実現した。
急激な成長のかげに潜む、様々な諸課題を内包しながらも、平成22年には日本の人口はついに日本有史上初めて1億2千8百万人を数え、以後減少に転じる。
と同時に、急速な経済発展の犠牲者救済に伴う社会保障の問題が明らかになり、人口爆発の歪みが露呈した。

高齢者の増加に伴い社会保障費が膨張する中、目前に迫る2025 年問題、 2035年問題を自らのものとして立ち向かうため、今後この問題の主人公となる団塊世代に共通する、子供の頃の遊びや暮らしの風景、取り巻いていた自然環境、それぞれの人生で出会った大切な人、家族や友達のことを思い出すよすがとして読み継がれ語り継がれることを願う。
団塊世代の原風景とも言える昭和のこどもたち人形を通してこれからの生きがいを再考してほしい。
また、次代を担う子供達には、時間空間を超える人間の強さ、優しさ、たくましさを本書によって伝わることを願っている。

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