昭和のこどもたち展示会情報
ちんこばおはじき
能登半島の一部でサザエの蓋を『ちんこば』とよぶところがある。
少女たちはちんこばと貝殻でおはじきをする。

自分のちんこばで相手の貝殻をはじいて外に出すと自分のものになる美しく珍しい貝殻は誰もがねらった。
こういった遊びは生活の足しになるわけではないが、厳しい自然と向き合う浦での暮らし。

遊ぶことで充足感やストレス解消、安らぎや高揚感など様々に心の満足を得た。
家は狭く暑かったから夏休みともなれば少女たちは一日中裸のまま
自然のままに素朴にいきいきと遊んだ。