昭和のこどもたち展示会情報
僕らの木
こどもは高いところへよく登る。

けんかもぼやきもこの木の上で、という友達のような馴染みの木がどこの町や村にも必ずあった。
気ままなこどもたちの身体にこすられて木肌がむけたり枝が折れたりしたが
きっと木はそんなことを意に介さなかっただろう。

今でもどこかでそんな木がこどもたちを育てているのだろうか。